振り子体操(アイロン体操)
病院でリハビリとともに体操療法の指導があるかもしれませんが、やり方が全国で統一しているわけではないようです。
ですが、痛みもそれほど感じないで、よく知られている方法は「振り子体操」です。「振り子体操」は「アイロン体操」とも「コッドマン体操」とも呼ばれています。それは道具としてアイロンを使い、コッドマン博士が考案した方法だからです。
振り子体操の3つの動作:
■ 前後の運動
前かがみになり、アイロンをさげて、肩の力を抜いてゆっくり前後に振り動かします。
■ 左右の運動
左右にゆっくり振り動かします。
■ 円を描く運動
円を描くようにゆっくりまわします。
行うのはお風呂あがりがいいようですが、それはあまり気にしないで各運動を10回として1セットで、1日朝昼晩の3セットくらいやればいいと思います。
できる範囲でやり過ぎないことが前提です。
振り子体操のポイント
振り子体操の基本は、力を使わない、腕や肩の筋肉を使わないでからだを少し揺らすようにして、その反動で腕を振るということです。
力をいれていたらそれは上手くできていません。あくまで「振る」という感覚です。
・痛みがひどいときは、なにも手に持たずに行いましょう。
・前かがみの姿勢は、最初から深く傾けなくてもできる程度からはじめます。少しずつ傾斜を深くしていけばいいです。
・できればお風呂あがりがいいです。また蒸しタオルなどで肩を温めてからはじめるのも効果的です。
・アイロンではなく、ペットボトルや軽いダンベルでもOKです。
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