MENU

五十肩は肩関節の周辺の炎症

五十肩(肩関節周囲炎)の原因ははっきりしていないようです。

 

NHKカラダのキモチは、腕はまっすぐ伸びマッスル?
知らなカッタ!五十肩の真実と題して、
五十肩を特集しました。

 

五十肩は、正式名称を「肩関節周囲炎」と言いますが、
「肩こり」とは、まったく違うものです。

 

■ 五十肩は関節が合わさった所に擦り傷ができたような状態をいいます。
この擦り傷の炎症が五十肩の痛みの原因です。

 

■ 五十肩は、肩甲骨の動きが悪かったり、「三角筋」と「僧帽筋」のバランスが悪と起こりやすくなります。

 

 

また、肩コリが酷い人は、五十肩を発症しやすいので、
肩甲骨のストレッチ体操で五十肩の予防をします。
ただ、何らかの原因で肩関節を上にあげる際に肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)や腱板などの動きが障害されると骨頭の動きが制限されて痛みを生じ、関節包の縮小を起こすことによるものとされています。

 

五十肩は肩の関節の周囲に起こる炎症が原因となっている病気なのですが、その炎症が最も多く起きる箇所が、前述の腱板なのです。

 

では、なぜこの腱板が最も炎症が起こりやすいのでしょうか?

 

■ まず第一に、腱板自体が繊維組織でできているという性質が挙げられます。繊維質でできている組織は加齢によってもろくなりやすく、機能の低下が起こりやすいのです。

 

加えて腱板には血管が少ないため、いったん傷つくと修復されにくいのです。五十肩の名前の由来となっている50歳代になると老化が進行し、ちょっとしたことで組織が傷ついて炎症を起こしてしまうのです。

 

■ そして第二に、腱板の中でも棘上筋の腱板の構造が挙げられます。

 

棘上筋の腱板が付いている肩峰の下の面と骨頭の間隔は狭いため、構造上どうしても腕を上げるたびに腱板が肩峰に当たってしまうのです。これが長期間にわたって繰り返されることで、腱板が傷んで炎症を引き起こすのです。

 

上記のような理由で腱が痛んでしまい起こった炎症が、滑液包や関節の内部などの周りの組織にまで悪影響を及ぼして炎症が広がっていくのが五十肩の原因だと考えられています。

 

 

五十肩の症状と治し方の情報を紹介!

スポンサードリンク