五十肩

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肩関節

五十肩の原因を説明する前に、肩の関節の構造をすこし知る必要があります。

 

肩の関節は人体の間接の中でももっとも稼動範囲の広い間接です。それだけに、他の間接と比べると非常に複雑な構造をしています。

 

肩関節は、腕の骨である上腕骨の上端である骨頭という丸い部分が、肩甲骨のくぼみにはまり込む形になっています。このくぼみは浅くできているので上腕骨が広く可動することができるのですが、反面、ちょっとした衝撃で脱臼しやすいという欠点があります。間接包という袋状の器官で保護されてはいますが、強い衝撃に耐えられるほどのものではありません。

 

肩関節の周りには、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋という筋肉が取り巻くように配置されています。これらの筋肉の周りに、さらに滑液包という袋があって、これによって作られる滑液という液体が潤滑油の役割を果たすことによって筋肉と腱がスムーズに動かせるようになっています。

 

また、肩甲骨と鎖骨は靭帯でつながっており、この靭帯はコラーゲンの繊維でできた腱で骨とつながっています。

 

この腱は平べったい板状の形をしていることから、腱板とも呼ばれています。この腱板が、五十肩の発症と深くかかわっているのです。

 

 

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